◆◇◆◇◆◇ NPO ベンチャーパークニュース since 2000.2.25 120号 ◆◇2011-6.24(金)◆◇◆◇◆◇
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「無理」という言い訳は 人の心が作るもの
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恐竜からの脱皮
パソコンがチャンスをくれた
 約30年前、それまでのオフィスコンピュータからパーソナルコンピュータに変わる動きが始まった。「パ
ソコン元年」と呼ばれてプログラムが自由に変更できるパソコンは画期的なものの出現であったのである。
パーソナルは、誰でも、プログラムが作れる、パソコンを使える、販売できる、という、一部の企業の独占
物から大衆化されたものとなったのである。

ビジネスチャンスの到来
 300〜500万円したコンピュータが50万円で買えるというのは、正に画期的であった。これをビジ
ネスとして起業した多くの若者がいた。名を馳せた人としては西和彦、孫正義、堀江貴文、三木谷浩史など
である。しかし、その時に成功を治めても時代の流れの速さに乗れたのはほんの一握りの人たちである。
 
餌が時代を創る
 ビジネスにおける「食物の連鎖」は時代と共に移り変わる。昨日まで得意先の欲しいモノ(ニーズ)は、
売買においては限りあることを見ない振りしていたのである。つまり、「茹でカエル」の状況であったのであ
る。得意先のニーズ(餌)が売り切りで、無くなって来るたびに新規商品を探していたのである。

ニーズを探し続ける
 モノ不足のインフレでは「安いもの」が主役であった。しかし、モノが溢れているデフレ下では「欲しい
もの」が主役である。欲しいモノを捜し求めて御用聞きを続けるか、欲しいと思われるモノを提案して掘り
起こすかしか道はないのである。

便利さはいらない、欲しいモノが・・・
 起業家は経理処理が苦手である。「欲しいモノ」は記帳である。税理士は税金を少なくする企業向けの金持
ち相手のビジネスであった。月額3〜5万円の顧問料を払うのは起業家にとっては無理である。その上、決
算で20〜50万円では年間60〜120万円の出費である。
 こんな状況から記帳代行がニーズであると起業する人がいる。会計センターや商工会、商工会議所と同じ
であり、最も簡単な「ニーズ」に対応したものである。しかも、経理ソフト1本買えば済むのである。

◆朝活827  23年6月28日(火) 07時00分〜08時30分 
場所:マクドナルド重本店(稲沢市役所東100m)

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★編集:榎本和男、昭和企画社長、ベンチャーパーク代表
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【編集後記】